ボケやがんと果物の関係

野菜や果物にはビタミンやミネラルが多く含まれ、抗酸化作用があるといわれています。「100歳までボケないがんにならない101のジュース」によれば、野菜や果物にはさらにポリフェノールなどのフィトケミカル(植物性化学物質)が多く含まれ、これがボケやがんの防止に大きく役立つといわれています。フィトケミカルはビタミンやミネラル、食物繊維とは異なる栄養成分で、現在わかっているだけで1000種類以上あるとのことです。この本の中では多くのジュースのレシピが紹介されていて、ぜひ試してみたくなるものでいっぱいです。

トロピカルフルーツの中では、アボカドのジュースが紹介されていて、“アボカドとかぼちゃのジュース”はまるでスープのような雰囲気です。血糖の上りを穏やかにし、中性脂肪を下げる血管にやさしいジュースと書かれています。また、この本の中にはボケとがんの予防に効果的な多くの食材が出てきます。アボカドにはビタミンCやビタミンEが豊富ですが、マンゴーやパパイヤにはβ‐カロテンが含まれ、免疫力を高め、がんを予防するといわれます。またパパイヤにはタンパク質分解酵素であるパパインを含み、胃もたれしたときに有効とのことです。

*参考文献 100歳までボケないがんにならない101のジュース 白澤 卓二著 ダニエラ シガ著 新星出版社